複数の見積もりを出すようにする
近い人が亡くなると、葬式の手続きなどたくさんやることがあって、とても忙しくなります。
そのため、遺品を整理するというところまで手が回らず、どうしてもプロの手に任せるしかないこともあるでしょう。
理想は、自分たちの手でゆっくりと故人の思い出を振り返りながら遺品を整理していくことですが、事情が許さないことも多々あります。
遺品整理を依頼する場合、いくらくらいかかるのだろうと心配になるかもしれません。
というのも、葬儀と違って遺品整理の場合は、たくさんの会社が事業を行っているわけではありませんし、いわゆる相場というものが見えづらいからです。
中には、葬儀社が手数料を上乗せしてまとめて行っていることもありますし、相当高い値段で請け負っている会社もあります。
そのため、一社だけではなく複数の会社に見積もりを出してもらうと良いでしょう。
そうすることで、ある程度の相場が分かりますし、見積もりの詳細を見ることで、それぞれの会社が信頼できるかどうかを見ることもできます。
きちんと細かなところまで計算して分かりやすい見積もりを出してくれるところは、概してしっかりと仕事を請け負ってくれることが多いものです。
ある程度の料金の目安を確認しておく
遺品の量や状況、それぞれの会社によって料金は異なりますが、ある程度の相場というものが存在しますので、確認しておくと良いでしょう。
(参考記事)
http://www.ihin-memories.com/ryoukin.html
たとえば、1DKの大きさの家のものを整理するのでしたら、およそ6万円から行うことができますし、2LDKサイズの家でしたら15万円くらいからかかるでしょう。
これは基本的な遺品整理のプランで、その後のハウスクリーニングにオゾン消臭などを追加すると追加料金がかかります。
買取に応じてくれる会社を選ぶ
遺品を整理していると、高価なものや買取が可能なものも多数出てくるものです。
遺品整理を行ってる会社の中には、買取をしないというところもありますし、詳細を見ずに一切合切まとめていくらで買い取るという、大まかなやり方を採っているところもあります。
しかし、思わぬ品が出てくることもありますし、しっかりとした値付けをしてくれるかどうか不安に思うこともあるでしょう。
そのため、個別に貴重品などを見て買取をしてくれる会社を探すと良いでしょう。
葬儀費用などかなりかかるものですので、少しでも遺品整理でお金を浮かせるようにしたいものです。
また、ちゃんと買取ができるもののリストを作ってくれるように頼むのも、料金を明確に把握するための賢明な手段の1つでしょう。